廻向山三面寺 田島十一面金剛院観音堂 kongouinkannondou
- 宗派
- 住所
- 〒315-0041 茨城県石岡市田島1丁目2-30 Map
- 電話
ひとくちメモ
石岡城(外城)跡にある岡田稲荷神社の丘陵地を南に下りた場所に伽藍が建てられています。
境内の案内板によると金剛院の十一面観世音座像は、もと田島台にあった天台宗廻向山三面寺(廃寺)の本尊です。
檜材寄木造で座高113cm。本体部は鎌倉末期から南北朝の作、両腕・天衣・膝前などは江戸中期、
台座・光背は江戸末期の補修と思われる。
昭和58年(1983)に石岡市指定有形文化財に指定されています。
境内にある稲荷神社は平成18年に「山の神」として信仰されていた祠をこの地に移転されたものです。
また、境内にある「化粧石」の説明を記します。 「その昔、今を去る千百年前国分尼寺の尼僧の使用せる化粧石なり、 国府の役人飛鳥貞成の寄進に寄るものと言われる。この石に婦女子がふれるとみ目麗しくなるとの言い伝えあり」