庭禮山 歓喜院 kangiin
ひとくちメモ
133号線沿いにある上郷地区の西側に伽藍が建立されています。 直ぐ近くに川口公園があります。 御本尊は十一面観世音菩薩です。境内の落慶記念碑によると現在の本堂は昭和56年(1981)に再建されたものです。 「豊里の歴史」によると、上郷村明細帳に今から約400年前の永禄年間(1558~1570)の頃に創建され、 字・所田にあって普門院と呼ばれていた。 その後、天正年間(1573~1592)に現在地に遷され、歓喜院になったと記述してあり、 開基は恵呼坊で筑波郡の普門寺を遷したものでないかと言われています。
境内にある観音菩薩堂内に「普門品」の石柱があります。
普門品とは法華経の第二五品、「観世音菩薩普門品」の略称で、法華経の中でこれだけを取り出して読むことが多いそうです。
観音経(法華経普門品)