馬頭観世音(若宮) batoukannon
![馬頭観音堂](t376/thumb/P1060581S.jpg)
- 宗派
- 住所
- 〒315-0017 茨城県石岡市若宮1丁目8-22 Map
- 電話
ひとくちメモ
若宮八幡宮より少し広い52号線を渡り細い路地を往くと馬頭観音の碑が見えてきます。 石岡は古くから馬の集積地で馬頭観音がある若松町は宇都宮街道からの町の入口にあたります。
木造十一面観音立像の説明看板を記します。
一木造、漆箔、一躯、像高141センチメートル。
像容は高い宝髻、面長な面相、心持ち腰を左にひねり、姿に変化をもたせている。
折り返して二段に設けた裳が複雑な衣文をつくり、それが下方に長く垂れて刻む彫り口など、宋風の影響が強くみられ、制作年代は室町時代と思われる。
天冠台上の化仏はすべて失われている。技法・表現とも地方化がみられ、在地仏師の造立であろう。
この十一面観音は、かってこのあたりに置かれた長法(峯)寺にあったものと伝えられる。
堂内の扉が閉まっていたため観音像のお顔を拝顔することは出来ませんでしたが、地元の方の案内でお堂にたどり着くことが出来き 親切に感謝です。
写真
![観音堂の扁額](t376/thumb/P1060583S.jpg)
![観音堂内](t376/thumb/P1060585S.jpg)
![馬頭観音石碑](t376/thumb/P1060580S.jpg)
![馬頭観音石碑石柱](t376/thumb/P1060584S.jpg)
![由来説明看板](t376/thumb/P1060582S.jpg)