蓮光山正定聚院 等覚寺 toukakuji
ひとくちメモ
前身は、常陸藤沢にあった藤沢山三教閣極楽寺、その開基は了信と伝えられています。 慶長10(1605)年に現在地に移り、寺号を蓮光山正定聚院(しょうじょうじゅいん)等覚寺とと改められた。
境内には常陸三古鐘のひとつに数えられている国指定重要文化財の銅鐘があります。 建永年間(1206~07)に小田氏の祖八田知家が極楽寺に寄進したもので関東に現存する最古の梵鐘といわれています。 銘文の「大将軍」の文字は、知家の主君である源頼朝を指しているものと思われています。 梵鐘はかつて土浦城内にあり、代々時の鐘として用いられていたそうです。 鐘楼も市指定文化財に指定されています。 また、山門から市指定名木・古木の等覚寺のクロマツの下を通って本堂に向かいます。