泰平山 真珠院 shinjuin

ひとくちメモ
 19号線(サイエンス大通り)の上横場交差点から北へ次の交差点のすぐ側にあります。
 真珠院は寺名札が西横場農村集落センターの入口に掲げられています。
 境内には阿弥陀堂、疣神社,八幡神社が合祀されています。
 創建は手元資料がないため不詳です。
 八幡神社の鳥居刻年は平成14年(2002)です。
								
 境内にある「疣神社の由来」碑をそのまま記します。
 疣神社の由来
 「疣神さまの御本尊は勢至大菩薩にてあらせられ、その昔河内郡上横場村字中台の地に
 今より二百有余年安永4年(1775)11月建立給ふなり
 当時疫病大流行し村人非常に困難して居るとき、突然高貴なる旅僧現れなげき悲しみをあわれみ
 いぼ、できもの、はれもの、下の病などの困る人、この本尊を信仰すれば必ず治るとことば諭していづくともなく立ち去りぬ
 人々直に信仰すれば立所に王癒の霊験あり御本尊の御利益に驚き四方に言伝えんば
 近郷近在の老若男女の信心益々広まりたり
 谷田部領主細川歴代主姫君も信心ことの外厚く毎年参拝せられたことは村の古老等の言伝えてあり
 明治初年の社寺の改正により現在の地に遷座せられしも今なお参拝する人絶ゆる事なし
 然るに遷座せられしより九十有余年を過ぎ風雨等により本堂の損傷あり
 補修すること幾度なるも現在に於いては老朽甚だしきを以て村内一同改築を発願広く信心者の浄財を仰ぎ
 落慶せしものなり 合掌」
								
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