勢至山一心院 解脱寺 gedatsuji
ひとくちメモ
国道125号線の小田十字路の西側に建立されています。 本尊は阿弥陀如来立像で室町時代の制作と伝えられています。 創建は室町時代の応永5年(1398)で弁誉上人が開基です。 本堂は江戸時代の享保年間(1716~1735)に再建されたものです。
山門から参拝すると正面に寛政3年(1791)に建立された二十三夜堂があります。 また境内には十九夜堂(昭和59年建立)もあります。 近くにある小田小学校は明治7年(1874)にこの解脱寺で創立されています。
月待信仰では二十三夜講の本尊仏は、勢至菩薩で十九夜講は如意輪観音です。 その他、十三夜講は虚空蔵菩薩、二十六夜講は愛染明王といわれています。