春日神社(上郷) kasugajinja
- 祭神
- 武甕槌命
- 系統
- 13.春日神社・香取神社
- 住所
- 〒300-2645 茨城県つくば市上郷833 Map
- 電話
ひとくちメモ
24号線沿いの上郷地区の上原に鎮座しています。 境内の碑文によると 創建は承平元年(931)に平高望の子、平良文が東国鎮守府将軍に任ぜられて下向の折り、 藤原春信これに随従する。春信、豊田城の東北にあたる台豊田上郷に鬼門除けとして、 奈良の春日神社の分霊を勧請した。 以来春信の子孫代々社祠となり、のち岡田氏に改称し奉斎して現在に至る。 江戸時代は御朱印二石を賜り朱印状はすべて現存するとある。 社殿は江戸時代の宝暦6年(1756)に大修復をし、さらに現在の社殿は平成11年(1999)に落慶したものです。
境内には「雨乞石」と呼ばれる板碑があります。 筑波地方算出の雲母片岩製(高さ138cm、厚さ15cm)で「日天月天」、「八龍神」と七言の詩偈(しげ)が刻まれています。 日天月天、八龍神は雨にかかわる神仏で、往時は旱魃の時に雨乞いの為、農民が この板碑をかついで小貝川に入水したと伝えられています。 神殿、本殿さらに境内の石祠まで朱色で印象的です。