腰神神社(中野) koshikamijinja
ひとくちメモ
中野の鹿島神社の参道入り口の側に祀られています。 創建は不詳で小さな鳥居と祠のみの神社です。
境内にある由来記を記します。 昭和の初期、為輔」さんが松林であったこの地を掃除していたところ、鎌が石に当たった。 この石を邪魔だと思い蹴り飛ばした。 その夜より強い腰の痛みのため動くこともできなくなった。 困り果てたあげく、よく当たる女易者に見てもらうことにした。 これは、掃除中に蹴飛ばした石のたたりで、腰の痛みを治すには、その石を見つけて清めて奉るしかないと言われた。 言われたとおりに石を見つけお神酒で清め奉ったところ、腰の痛みが治ったという。 この話は、地域でうわさとなり、腰の痛みで困っている人々が、お参りにくるようになった。 お参りに来た人々の腰の痛みも治ったことから、「腰神神社」と呼ばれ大切にされている。