旧県社 常陸國總社宮 hitachinokunisoujaguu
- 祭神
- 伊邪那岐命、素盞鳴尊、瓊瓊杵尊、大国主命、大宮比売命、布瑠大神
- 系統
- 01.神明神社(六所明神)
- 住所
- 〒315-0016 茨城県石岡市総社2丁目8-1 Map
- 電話
- 0299-22-2233 常陸國總社宮 ホームページ
- 年中祭事
- 9月17日,18日,19日 常陸國總社宮大祭
ひとくちメモ
創建は平安時代の末、聖武天皇の天平年間(729-749)に勅命によって 御神六柱(伊邪那岐命、素盞鳴尊、瓊瓊杵尊、大国主命、大宮比売命、布瑠大神)を国内六府の地に勧請合祀したとあります。 常陸國の国府が置かれた時代、石岡は政治・文化の中心地として繁栄しており、 国司「神拝」を簡略化するため、国内の神社の神々を一同に集め、祀ったのが「總社」です。 御神六柱ほか境内には十二末社があり,常陸國の主な祭神がここに祀られています。 常陸一ノ宮鹿島神宮と並んで国に事ある毎に朝廷鎌倉将軍家からも奉幣がありました。 戦国時代には領主大椽氏から庇護され、江戸時代には藩主松平家の崇敬社となり社領の寄進などが行われています。 明治4年(1871)郷社になり、明治31年(1898)県社に昇格しました。
常陸國總社宮大祭「石岡のおまつり」は毎年9月の敬老の日を含む土・日・月に開催される祭事であり 「正月やお盆には帰省しなくても、おまつりには帰る」と言われるほど、出身者にとっては思い入れのある祭りで、 川越氷川祭・佐原の大祭とともに関東三大祭りの一つです。 祭りの3日間に約40万人の観光客が訪れ、山車14台、獅子32台が町中を練り歩き無病息災・交通安全等を願う祭りとなっている。 常陸國總社宮で行われていた相撲祭が発展し、地域経済が急速に繁栄した明治時代前半に、 豪華な出し物が街なかを練り歩く、現在の基礎が固まりました。 石岡のおまつりは、1年交代による年番町を中心に行われます。 神幸祭、大祭、還幸祭の三つ祭りからなり、祭りの3日間に約40万人の観光客が訪れ、山車14台、獅子32台が町中を練り歩きます。