新田神社(新牧田) nittajinja
ひとくちメモ
国道354号線の赤塚信号機から273号線を南下すると常磐自動車道に交差する手前に弁財天が祀られています。 そこから田園の中の道を右折してちょうどつくばJCTの近くに祀られています。 創建は天正18年(1590)由良氏が上野国(群馬県)にあった神社を牛久城内に遷座したものです。 残念なことにここもまた東関東大震災のために鳥居が壊れていました。
「谷田部の歴史」より神社由来の抜粋です。
由良氏は清和源氏新田義貞の後裔で上野国新田郡太田の金山城によっていた。
豊臣秀吉の小田原へ出陣した時、由良氏は帰参し、その賞として牛久5000石を賜り上野国から牛久へ移った。
国替えになった由良氏は天正18年(1590)先祖義貞を祀る新田神社を牛久城内に遷座した。
元和7年(1621)梶内村の中山四郎左衛門が梶内村に奉遷した。
江戸時代の後期には祭祀は廃れ社殿も大破した。弘化4年(1847)社殿を再建したが火災のため焼失した。
大正5年(1916)梶内、新牧田、下原の人びとは談合し新牧田の八坂神社本殿を新田神社の本殿とし、拝殿を新築して
梶内の鹿島神社、下原の日元神社、新牧田の厳島神社などを合祀した。
境内に昭和55年(1980)の改築記念碑があります。