旧村社 香取神社(水守) katorijinja
- 祭神
- 日本武尊
- 系統
- 13.春日神社・香取神社
- 住所
- 〒300-4245 茨城県つくば市水守951番 Map
- 電話
ひとくちメモ
つくばの水守(みもり)地区の北西の鎮守の森の中に鎮座しています。 「筑波の文化財(社寺建築編)」によると 水守は古くから開け、古墳時代初期の四世紀末頃の前方後方墳桜塚があります。 「筑波郡郷土史」には「水守は古老の伝説に、太古、日本武尊(やまとたけるのみこと)東征の時、この地に巡行せられ、一泉を得、 其の清澄なるを愛し給ひ、水部(もひとりべ)を置かれたりに依り、この村名を得たりと云ふ。 今此の泉を称して垂河(たるか)といふ」と記されています。 「将門記」には承平6年(936)、ここ水守の営所で、貞盛・良兼・良正らが対将門戦の協議をしたという記事があります。 従って創建は古いと思われますが、不詳です。
本殿は正徳2年(1712)に完成したものです。 棟札には寄進者名・大工等の工事関係者名など細大もらさず書き記され、宝永4年(1707)に材木を切り始め 宝永7年(1710)に細工を始めて、正徳2年(1712)の11月完成、翌年3月に遷宮式を行っている。実に社殿竣工まで6年間に及んでいる。