八幡神社(西高野) hachimanjinja
ひとくちメモ
56号線沿いの西高野地区にある鎮座しています。 創建は資料がないため不詳です。 昨年(2011)の東日本大震災により崩落した鳥居を再建立して真新しい鳥居が印象的でした。
境内の「西高野払下地記念碑」によるとここは陸軍の飛行場として使用されていたそうです。
「西高野払下地記念碑」をそのまま記します。
この地は元民有地でありましたが昭和14年3月国に買収され以後昭和20年8月15日太平洋戦争の終わるまで
陸軍飛行場として使用されていた。終戦後その所管は大蔵省に移され直接管理者がいないまま荒れるにまかされて
いたので昭和30年2月10日西高野全員西光院に於いて協議を設けましたが都合により参加しない者あった事は誠に遺憾
でしたが66名の希望者あり此の地の払下げを受け利用したいとの事に意見が一致し同年2月20日66名の連署を以て
大蔵省に採草目的使用地として払下申請書を出しました。その後幾多の障害に逢着したが大地を愛し郷土の発展を
願う決意は少しも変わらず遂に昭和31年1月25日地積6町5反1畒に地代46万9千56円也にて5ヶ年間採草目的使用地として
国との間に売買契約が成立した。昭和34年12月20日土地登記を完了し66名の所有権が確立しました。
昭和34年12月21日大蔵省に耕地として使用する様目的の変更を申請し翌35年1月23日許可され、同年2月開墾を行い
共同耕作をしたが昭和36年3月個人別に地割を行いました。茲に事業完成までの経緯を記し記念の碑とするものであります。